日本語教師養成通信講座・・・実は5つの大きな落とし穴があります。

日本語教師FAQ

日本語教育能力検定試験の難易度


日本語教育能力検定試験、通信講座で日本語教師を目指すなら、必ずとっておきたい資格試験です。

では、この日本語教育能力検定試験の難易度はどの程度なのかと言いますと・・・

決して易しい試験ではありません。

内容は・・・

●基礎的知識・能力、分析的知識・能力を測定する『試験Ⅰ』
●音声媒体により、言語学習の音声的特徴に関する知識、瞬間的知識・判断能力を測定する『試験Ⅱ』、
●日本語教員の現場対応能力、問題解決能力、総合的判断能力、思考能力を測定する『試験Ⅲ』

の3部構成ですが、試験1ではかなり専門的な知識が問われますし、試験2の聴解試験も相当の慣れが必要です。そして試験3は現場で教えた経験がないとなかなか答えずらい問題が頻出しますので、日本語教育能力検定試験はほぼ例年合格率が20%を切るほどです。

特に中高年の方の場合、なかなか若いころのようにすんなり知識が頭に定着してくれないので、相当の努力が必要になるはずです。

とはいえ、受験勉強などとは違って、自分が普段何気なく使っている日本語を、『外国語』という違った視点で見るわけですから、暗記暗記の面白みのない勉強には決してなりません。日本語教師を目指そうという方なら、きっと知的好奇心をくすぐられる『楽しい勉強』になるはずです。


日本語教師に必要な学歴は?

大学で教えるなら、修士以上の学歴を求められるのが普通です。欧米の大学で教えたい、といった場合も同様ですね。ただアジア圏の大学なら、大卒でOKというところも多いです。

日本国内の日本語学校では、4年制大学卒の学歴を要求している学校が大半だと思います。

海外の日本語学校で日本語教師をする場合も同様で、在留許可の関係から、大抵は4大卒の学歴が要求されます。

高卒・専門学校卒では日本語教師になれないか・・・というと、必ずしもそうではありませんが、門戸が狭くなることは間違いありません。


日本語教師は英語力が必要?

普通は日本語教師をするのに、英語力や外国語力は特に必要ない、と言われています。日本語教師は、絵や実物などを使いながら、媒介語(ようするに英語などの外国語)を使わずに授業をする(専門用語では『直説法』といいます)のが普通だからです。

アルクの日本語教師通信講座(『NAFL日本語教師養成プログラム』『日本語の教え方 短期実践講座』)も、そういう前提の通信講座です。

が、『もし教室の学習者の母語が同じであるなら、その外国語ができたほうがいい』というのが管理人の考え方です。

日本語教師は交際交流の最前線の仕事。そして交流とは、相互理解が基本です。教師が教えて学習者が習う、という一方通行の図式は、やはり国際交流の真の姿ではありません

授業を離れれば、拙いながらも自分の母国語を使って一生懸命コミュニケートしようとしてくれる・・・そんな教師こそが、学習者と心を通わせ、信頼を得られる先生なのではないでしょうか。

それに日本語教師は、日本語を母語としない人に、外国語としての日本語を教える仕事。その当の教師自身が外国語をぜんぜん使えない、というのもちょっと変な話ですし。

高度な外国力を身につける必要は全くありませんが、日本語教師たるもの、学習者の母語を勉強したほうがいいと、管理人は思います。



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